今年の2月に「週刊東洋経済」の定期購読を始めてから2ヶ月程経過したので、レビュー的なものをしたいと思います。
- 雑誌の定期購読を考えている
- 定期購読の良さを知りたい
この記事のコンテンツ
週刊東洋経済とは
週刊東洋経済は、東洋経済新報社が発行している主に経済情報を取り扱った週刊誌です。
経済情報といっても誌面に載っている記事のジャンルは幅広く、不動産や株といった「投資」のことから「教育」や「ライフスタイル」、書評やコラムなどバラエティに富んでいます。
独自の視点から最新の経済の流れを読み取り、識者の論評を交えた分析を手軽に見ることが出来ます。
社会人1年目の新人ビジネスマンから、ベテランビジネスマンまで、社会で活躍するビジネスマンに読んで欲しい一冊です。
週刊東洋経済 最近の特集例
経済誌との出会い
私が経済誌を読み始めたのは、大学1年生の頃。
まだ経済学の概要もよく分からず、書店で興味本位から手にとったのが週刊エコノミスト。最初に読んだのは週刊東洋経済ではありませんでした。
お金に余裕がなかったので基本的に立ち読みで、どうしても読みたい記事が何本かあれば買って読むというスタイル。
週刊東洋経済の定期購読を始めるまでは、「日経ビジネス」「週刊ダイヤモンド」「週刊エコノミスト」「週刊東洋経済」「プレジデント」を適当に乱読していました。
もちろん、全ての雑誌を隅から隅まで読んでいたわけではありません。書店で表紙を見て気になるものがあれば読むというような感じです。
5誌もあれば、大体どれかは読みたい特集を組んでいるので、特定の雑誌を必ず読むということは特にありませんでした。
言ってみれば、「ジャケ買い」ならぬ「ジャケ読み」ですね。
週刊東洋経済を選んだ理由
では何故、これら経済誌の中から週刊東洋経済を選んだのか。
週刊東洋経済を定期購読することのメリットは後述しますが、この雑誌を選んだ理由は「感覚的に合った」からです。
当然ながら、それぞれの雑誌には特徴があり、何年も読まずとも数ヶ月読んでいれば、自分の読みたい記事が多い雑誌が分かってきます。
読みたい記事が多いということは、自分に合っている雑誌ということです。
週刊東洋経済は、単純に私の趣向に合っていました。
定期購読のシステム(流れ)
定期購読のシステムはシンプルで、誰でも簡単に申し込むことが出来ます。
- 定期購読の申込
- 定期購読開始(ネコポスにて自宅ポストに投函)
- 購読料の支払い(クレジットカード、コンビニ・郵便局払い)
普通に買うのと比べてどれだけお得か(料金プラン)
週刊東洋経済は普通に買うと1冊690円(特別定価の場合740円)です。
定期購読を利用することで、この1冊あたりの価格を大幅に下げることが可能になります。
下げ幅(割引率)は購読期間が伸びるほど大きくなります。
タイミングが合えばキャンペーンを利用すると◎
不定期ですが、季節の変わり目などにはキャンペーンが実施されることがあります。
このキャンペーンで適用される割引率はかなりお得であることが多く、定期購読を考えているのであれば見かけたら即断即決されることをオススメします。
本日時点(2018/4/27)では「春の応援キャンペーン」が実施されており、2018/4/27までの申込で1年の定期購読において割引率30%の適用を受けることができるようです。
というかこれ、今日までですね。
ちなみに私は、2018年2月に実施されていたキャンペーンで1年(50冊)の定期購読を申し込みました。
割引率はこんな感じでした。
1冊あたり約300円引き。3年の定期購読をも凌駕する驚くほどお得なキャンペーン。本当にラッキーでした。
週刊東洋経済定期購読の特典
週刊東洋経済では”定期購読だけの特典”がいくつか用意されています。
公式サイトでは、以下の3点が”定期購読だけの特典”として紹介されています。
デジタル版が無料で読める
毎週自宅に雑誌が届くだけでなく「週刊東洋経済プラス」を無料で読むことが出来ます。
定期セミナー無償ご招待
東洋経済の記者や専門家による各種セミナーにもれなく参加することが出来ます。
1月、4月、7月、10月に開催が予定されいます(その他追加セミナーあり)。
<過去のセミナー事例>
・非正規雇用の現実・市場展望と有望銘柄
・鉄道ビジネス最前線・原発最期の選択
バックナンバー読み放題
これまでに発行されたバックナンバーをデジタル版で読むことが出来ます。
週刊東洋経済の過去記事をさかのぼって検索できるデジタルコンテンツライブラリーが使い放題。
これらに加え、1冊あたりの購入代金が割り引かれるのも特典の一つと言えるでしょう。
定期購読をオススメする理由(メリット)
個人的に感じた定期購読をオススメするポイントについてまとめました。
週刊東洋経済に限らず、雑誌の定期購読ではこのようなメリットが得られるのではないでしょうか。
普通に買うより安い
前述の通り、定期購読のほうが圧倒的に1冊あたりの金額が安いです。
世の中の流行り廃りの情報をいち早くキャッチできる
週刊誌などで扱う記事の情報は鮮度が命。パラパラっとめくるだけで最新のトレンドに触れることが出来ます。雑談のネタにも困りません。
デジタル版のバックナンバー読み放題
ものすごく良いです。これだけでも相当の価値があります。
もったいない精神で理解が深まる
やはり、将来の購入を約束してお金を払っているので、元を取ろうという意識が働き、立ち読みよりも集中して読めます。
ですが、無理に全部読もうとするのはおすすめしません。
読まなければ…という義務感が芽生えてしまうと、途端に読むのが億劫になります。新聞などにも言えますね。
あくまでも読みたいと思った記事を優先して楽しみながら読むことが大切です。
購入する手間が省ける
正直な所これはメリットでもありますが、人によってはデメリットでもあります。
毎週自宅のポストに投函される定期購読のシステムにおいて、メリットとなるのはその利便性です。
今まで”店舗まで出向いて購入する”という時間的ランニングコストがかかっていた部分を削減することが出来ます。
しかし、その半面、書店に行かなくて済むという点がデメリットになってしまう人もいます。
雑誌を買うためだけに書店へ通っていた人は、定期購読によって書店へ行く機会が減ってしまうでしょう。
私は書店をアイディアの宝箱だと考えています。
定期購読によって書店へ行く機会がなくなってしまうのであれば、それはデメリットとも言えるかもしれません。
買おうかどうか迷う手間が省ける
雑誌コーナーで「うーん…」と購入を迷う必要がありません。
問答無用で送られてきますので、バンバン読みましょう。
定期購読の注意点(ある意味デメリット)
定期購読の注意点を挙げるとすれば、中途解約すると、送本冊数×精算単価690円で精算することとなるという点です。とは言え、もともと東洋経済の基本単価は1冊690円のため、中途解約したからと言って損をするわけではないが、定期購読による割引の旨味は失われます。
これは東洋経済に限らず、定期購読全般に言えることですが、定期購読を決める際に重要なことは、その雑誌を予めしっかり読み込んでおくということです。
当然でしょ。と思う方も多いのではないでしょうか。
しかし、実際に定期購読を始めて失敗したと言っている人には、そもそもその雑誌を過去にあまり読んでおらず、キャンペーンなどで衝動的に契約したという人が度々見られます(衝動的と言えば私もそうなのですが…)。
定期購読は自分の好きな雑誌を一定期間購入することのコミットメントによって割引価格で購入できるというもの。
定期購読をとりあえずはじめてみて好きかどうかを判断するというのは得策とは言えません。
一ヶ月ほどは書店で毎週購入して、疑似定期購読を味わってみてから決めるのも良いと思います。
ただ、最近はお試し購読などスターターの性質を持った定期購読のメニューもあるようですね。
ぶっちゃけ定期購読は…
- 費用対効果高し
- 趣向が合う雑誌なら検討する価値アリ