さて、前回の「実証レポート②」では、開設したばかりの証券口座の初期設定を行いました。
今回は、いよいよIPOの需要申告に必要な軍資金を証券口座に入金します!
メルカリIPOにチャレンジするために始めた今回の実証レポート企画。
肝心のメルカリIPOの結果は、とっくに出ている状態ですが、このまま気にせずに進めていきます。
証券口座の開設やIPOの需要申告手順などについては、他の事例でも大体同じなので十分参考にはなると思います。
この記事のコンテンツ
即時入金サービスで速攻2ステップ入金!
IPOの需要申告必要な軍資金を自分の証券口座に入金するまでの手順は大きく分けて2ステップのみです。
- 金融機関を選択し「口座振替契約」を行う(初回のみ)
- 入金額を決めて入金指示を行う
②の手続き終了後すぐに、入金が反映されます。
今回は、最も簡易的かつスピーディーに入金できる「即時入金サービス」を使います。
この2つのステップですが、どちらも手続きは数分で完了します。
口座の初期設定が終わっていれば、あっという間に証券口座に入金が反映されます。
以下の金融機関に口座がある場合、入金手数料が無料で入金指示した金額が即時に反映されるオンライン入金サービス「即時入金サービス」を利用することが出来る。
- みずほ銀行
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- ジャパンネット銀行
- 楽天銀行
- ゆうちょ銀行
- ソニー銀行
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
- 住信SBIネット銀行
- 口座の登録と口座振替手続きのイメージ
ステップ①金融機関を選択し「口座振替契約」を行う(初回のみ)
まずは、証券口座に入金するためのお金が入っている金融機関と口座振替契約を結びます。
口座契約と言っても、口座情報を登録するだけです。
また、この手続は初回のみで、次回からは手続き不要となります。
(但し、入金する口座を変える場合は再度手続きが必要です)
- マネックス証券のマイページにログイン
口座の初期設定後、手続きを進める方はそのまま次の「入出金」へ、一度ログアウトした方は再度ログインし直してください。
- ページ上部にあるグローバルメニューから「入出金」→「入金指示」を選択します
- 入金指示を行う口座がある金融機関を選択
すると、金融機関選択画面に遷移するので、表示されている金融機関一覧から入金指示を行う口座がある金融機関を選択
2018年6月時点では、みずほ銀行、埼玉りそな銀行、楽天銀行を始めとする金融機関10行が利用できます(本記事上部記載)。
今回は埼玉りそな銀行を使って入金指示を行いました。
- 口座振替受付サービスにおける口座振替契約情報の入力
初回入金指示に限り、口座振替契約の手続きを行う必要があります(次回以降は手続き不要)。
支店番号、口座番号を入力し、ラジオボタンで預金種別を選択したら「実行する」をクリック
続いて、埼玉りそな銀行WEB口座振替受付サービス申し込み受付ページが表示されるので、このまま「次へ」をクリック。
すると、埼玉りそな銀行のページへと遷移しますので、このまま入力を続けていきます。
埼玉りそな銀行で口座振替契約手続き
これまでは、マネックス証券のページにて入金元の口座を登録する手続きを行いました。
ここからは、埼玉りそな銀行の口座を使ってマネックス証券の証券口座へ入金することを承認する手続きを行います。
- 埼玉りそな銀行マイゲートのログインIDについて
マイゲートのログインIDの有無を聞かれますので、該当の選択肢を選んでください。
「マイゲートのログインIDをお持ちでない方」を選んでも支払口座の暗証番号入力が必要になるだけです。
- 生年月日を入力
続いて、口座情報の入力画面に移りますが、先程入力した情報がすでに入力された状態になっています。
生年月日のみ入力を行い「次へ」をクリック。
- キャッシュカードの暗証番号を入力
本人確認のため、キャッシュカードの暗証番号を入力します。
入力作業はこれで最後です。
- 口座振替規定の確認・同意
チェックボタンを押し、次へ進む
- 口座振替の申込み内容を確認
これまでに入力してきた情報が表示されるので、チェックボックスにチェックを入れ「申込する」ボタンを押下。
- 出納機関へ通知
受付完了のメッセージと口座振替お申込明細が表示されます。
明細は、スクリーンショットか印刷をしておくと良いでしょう。
また「出納機関へ通知」ボタンを忘れずにクリックしてください。
以上で口座振替の受付は終了です。
続いて、入金指示を行います。
ステップ②入金額を決めて入金指示を行う
口座振替契約の申込みを行ったら、後は入金指示を行うだけです。
入金指示はステップ①以上にカンタンなので本当にものの数十秒で終わります。
金額だけ間違えないように注意しましょう。
- 再度「入出金」から「入金指示」を選択
- 金融機関を選択する
先程登録した口座情報が入っているので、それを選択して「次へ」。
- 入金指示・入鵜金額の指定
続いて、入金額を指定します。
金額の入力ミスには注意しましょう。
当然ながらIPOでは、需要申告時に必要な金額が案件ごとに違います。
事前に公表されるブックビルディングに関する概要などで必要な金額を確認しておきましょう。
今回のメルカリIPOでは申告価格と単位が以下のようになっていたので1単位分の30万円を投入しました。
重要なのは「仮条件」と「単位」です。
今回は仮条件が「2,700~3,000円」、単位が「100株」だったので、上限値は3,000円×100株で30万円となります。
- 金額を確定して受付完了
入金額を指定し、入力内容を確認したら手続きを確定させます。
確定させると、受付完了のメッセージが表示され、手続きは完了となります。
入金指示一覧を見ると、先程の入金手続きが記載されています。
入金の反映・確認
最初の入金は、口座に金額が反映されるまでなんとなく不安ですよね。
しかし、ご安心ください。
マネックス証券の即時入金サービスによる口座への入金は本当に即時です。
数分後、証券口座の情報を更新すると…
そして、その日の内に入金元口座の記帳を行いましたが、そちらも問題なく反映されていました(当たり前ですが)。
これで無事、メルカリIPOの需要申告に必要な軍資金30万円を入金することが出来ました。
あとは本丸の需要申告手続きをするだけです。
次回の【実証レポート④】では、メルカリIPO需要申告の手順をお伝えします。