私は、とある理由でスマホとガラケーの2台持ち運用を学生時代から継続しています。
そして先日、ついにその運用形態を見直し、思い切って端末の買い替えと契約の変更を実施しました。
「スマホ(Android端末)&ガラケー」を「スマホ(Android端末)&スマホ(iPhone)」へ変えたんです。もちろん、2台持ちは不変。
長年同じ環境で使っていた携帯電話。
今回の見直しで生活がとても快適になったので、本記事でその快適さをご紹介します。
この記事のコンテンツ
約7年間スマホとガラケーの2台持ち
冒頭の通り、私はつい先日までスマホとガラケーの2台持ちで運用しており、学生時代から数えて約7年間はこの組み合わせで通話とデータ通信を使っていました。
通話のSIMは途中で携帯会社を変えていますが、プランはずっと変更していません。
- カケホーダイ(ガラケー)
- 6GBデータ通信(BIGLOBEの格安SIM)
この2つの組み合わせでの運用です(最初の1年ほどは無料通話1,000円のプランだったかもしれません)。
ガラケーはカケホーダイのみの契約なので、通話専用。データ通信は使えません。docomoで言うSPモードも契約していなかったので、メールも含め一切データ通信はしない端末です(Cメールは使えます)。
そして、スマートフォンはAndroid端末を使用。SIMはBIGLOBEの格安SIMを挿し、月の通信上限は6GB。
スマホとガラケーの2台持ち月額費用
さて、長年に渡って愛用してきたスマホとガラケーの2台持ち。
同じような運用を考えている方にとっては、このスタイルでかかるランニングコストが気になるところなのでは。
ということで、実際に私が契約していたプランの組み合わせをご紹介。かなりシンプルなのでおすすめです。余計なものは一切ありません。
また、私は純然たる一括支払い派なので分割金はありません。ガラケーは一括0円で購入しているので、2年間は月々サポートが丸々料金から割り引かれます(端末によってできるものできないものがありますがかなりおすすめの買い方)。
- 契約①:スマートフォン(BIGLOBEの格安SIM)
プラン・項目 | 月額費用 |
BIGLOBEモバイル 6GBプラン | 1,250円 |
BIGLOBEモバイル SMSオプション | 120円 |
合計 | 1,370円 |
※金額は一部わかりやすく丸めています
※額が小さいのでユニバーサルサービス料は省略
- 契約②:ガラケー(通話SIM、AU)
プラン・項目 | 月額費用 |
カケホ(3Gケータイ) | 2,200円 |
毎月割(ドコモで言う月々サポート) | △1,000円 |
合計 | 1,200円
※2年経過後は2,200円 |
※金額は一部わかりやすく丸めています
※額が小さいのでユニバーサルサービス料は省略
- 費用の総額(契約①+契約②)
プラン・項目 | 月額費用 |
契約①:スマートフォン(BIGLOBEの格安SIM) | 1,370円 |
契約②:ガラケー(通話SIM、AU) | 1,200円 |
合計 | 2,570円
注)2年経過後は3,570円 |
いかがでしょうか。
今はスマホ&スマホの組み合わせにして使っているので上記のプランとは若干異なりますが、ベースはコレです。スマホ&ガラケーの2台持ちで運用するなら絶対におすすめ。
契約から2年が経過すると毎月割が消滅するので1,000円分高くなる(通常料金に戻る)ものの、時間制限無しのカケホーダイ通話+6GBのデータ通信でこの料金はなかなかのものです。
もちろん、値段だけを追求すればもっと安くなる組み合わせはあると思いますが、手軽さと品質を加味すれば上記のプランは結構優秀です。
スマホとの2台持ちにおすすめのガラケー端末
私が実際に使ってきたガラケーをご紹介。端末はAUです。
ガラケーを白ロムで買い換える際の注意点は通信会社(対応)の種別とSIMのサイズです。SIMカードのサイズは変更可能ですが、お金がかかりますので注意しましょう(Micro SIMが多いです)。
おすすめガラケー①:MARVERA KYY08 au
おすすめガラケー②:GRATINA KYY06SKA au
ガラケーの性能に目くじらを立てる必要はありません。色々な端末を使ってきましたがここ10年くらいはそこまで大きな進化をしていないので基本何でもいいです。
テザリングなどの機能を使うのであれば別ですが、電話用途がメインなのであれば多少古くてもなんの問題もありません。
AUなら「グラティーナ」か「MARVERA」が安定の選択です。
「スマホ&スマホ」の2台持ちに変えてみた
説明したとおり、スマホとガラケーの2台持ちで通信契約をしていた私ですが、先日ついに「スマホ&スマホ」の2台持ちに変えました。
契約を変更しただけでなく、2台とも新しい端末に変えて環境を一新。
買い替え前に使っていた端末(スマホ&ガラケー)
新しく買い替える前まで使っていた端末は以下の2台。
この2台は約3年使いました。何だかんだ使いやすく、気に入っています。
ただ、両方ともバッテリーがかなり消耗しており、Huawei P9については普通に使っていても半日で30%くらいまで減るレベル。
ガラケーの方も、折りたたみの機構部分が緩くなっており、バッテリーにも不安あり。
auカケホの契約がちょうど更新月を迎えたため、思い切って両端末を一新することにしました。
新たに購入した2台のスマホ端末(Huawei P20 & iPhone 6s)
そして、新たに購入したスマホ端末2台がこちら。
購入先 | 購入金額 | |
Huawei P20 | Amazon | 53,991円 |
iPhone 6s | ドコモショップ | 10,200円 |
購入金額合計 | 64,191円 |
両端末とも中古ではなく新品での購入です。
当初は、1台をガラケーにするつもりだったのですが、非常に安い価格でiPhone 6sを手に入れる裏技の情報を入手したため、iPhone 6sを購入。
HuaweiはこれまでP9を使っていてかなり気に入っていたので最新機種のP20を購入しました。
あわせて読みたい
【レビュー】HUAWEI P20の使用感とドコモ&MVNOデュアルSIM運用
【レビュー】5sユーザーが今更iphone 6sをdocomo withで購入したら想像以上に快適だった(比較)
アップル iPhone6s 32GB Space Gray SIMフリー
スマホ&スマホの2台持ち運用にかかる月額費用
さて、今回新しくスマホを2台買い替えた結果、契約していたSIMのプランも若干変更する必要がありました。
大きな変更点としては
- 通話専用SIMの契約をauからdocomoへ(MNP)
- カケホーダイがガラケーのプランからスマホプランへ
- デュアルSIM端末の導入によりSIMが1枚追加
この2点。
Huawei P20がデュアルSIM端末のため、これまで2台で2枚だったSIMが3枚になりました。ちなみに、私が契約しているBIGLOBEモバイルでは、シェアSIMというプランを付加すれば新規で回線を契約すること無くSIMを追加できます。しかも付加料金は月額320円。複数端末運用にはありがたいプランです。
以前、セルラーモデルのipadにSIMを挿すため、IIjmioでも契約をしていたことがありましたが、シェアSIMの登場によってだいぶランニングコストが下がりました。
以下、それぞれを変更した後の月額費用のまとめです。
- 契約①:スマートフォン(BIGLOBEの格安SIM×2枚)
プラン・項目 | 月額費用 |
BIGLOBEモバイル 6GBプラン | 1,250円 |
BIGLOBEモバイル SMSオプション | 120円 |
BIGLOBEモバイル シェアSIM利用料(SMS) | 320円 |
合計 | 1,690円 |
※金額は一部わかりやすく丸めています
※額が小さいのでユニバーサルサービス料は省略
- 契約②:スマートフォン(通話SIM、docomo)
プラン・項目 | 月額費用 |
カケホーダイ(スマホ,Xi) | 2,700円 |
合計 | 2,700円 |
※金額は一部わかりやすく丸めています
※額が小さいのでユニバーサルサービス料は省略
- 費用の総額(契約①+契約②)
プラン・項目 | 月額費用 |
契約①:スマートフォン(BIGLOBEの格安SIM×2枚) | 1,690円 |
契約②:スマートフォン(通話SIM、docomo) | 2,700円 |
合計 | 4,390円 |
「スマホ&ガラケー」と「スマホ&スマホ」の費用比較
プラン・項目 | スマホ&ガラケー(変更前) | スマホ&スマホ(変更後) |
契約①:スマートフォン(BIGLOBEの格安SIM×2枚) | ||
BIGLOBEモバイル 6GBプラン | 1,250円 | 1,250円 |
BIGLOBEモバイル SMSオプション | 120円 | 120円 |
BIGLOBEモバイル シェアSIM利用料(SMS) | ー | 320円 |
契約②:ガラケー(通話SIM、AU) | ||
カケホ(3Gケータイ) | 2,200円 | ー |
契約②:スマートフォン(通話SIM、docomo) | ||
カケホーダイ(スマホ,Xi) | ー | 2,700円 |
合計 | 3,570円 | 4,390円 |
変更前と変更後の差額 | 820円の値上がり |
※金額は一部わかりやすく丸めています
※額が小さいのでユニバーサルサービス料は省略
シェアSIMの追加とカケホーダイがガラケーからスマホへと変わったことにより820円の値上がりとなりました。
「スマホ&ガラケー」から「スマホ&スマホ」の2台持ちにして変わったこと
2台ともデータ通信可能になった
これまでのスマホ&ガラケー環境ではデータ通信できる端末はスマホに限られていましたが、スマホが2台になってSIMを追加することで、両方の端末でデータ通信ができるようになりました。
EvernoteやChatWork、Gメールなど、どの端末でも同じように使えるクラウドサービスを多数利用しているのでとても便利です。
データ通信もそうですが、アプリがが使えるようになったのも大きいですね。
電話帳をクラウド化できた(全端末で共有)
これは大きな変化です。もちろんいい意味で。
これまではデータ通信ができないガラケーが通話専用の端末になっていたため、電話帳のデータはすべてガラケーのローカルストレージ(またはMicroSDカード)に保存されていました。
実のところ、これが結構不便。連絡先は日々更新されていきますが、最新の情報はガラケーでしか確認できず、スマートフォンからは見られないという状態でした。
しかし、今回の変更により両端末がデータ通信対応となったため、電話帳は全てGoogleコンタクトに移行。これで、スマホでもタブレットでもノートPCでもデスクトップPCでも最新の連絡先情報にアクセスできるようになりました。めちゃ便利。
月額通信費用が若干高くなった
シェアSIMの追加とカケホーダイプランの変更(ガラケー→スマホ)があったので、当然月額の費用は値上がりしました。
その額は、820円。
個人的には全く問題ないです。たった820円の追加でこれだけ環境が良くなるなら御の字。とにかく利便性が格段に向上したので大満足です。
めちゃめちゃ快適なスマホ2台持ち
さて、ご紹介したようにスマホ&ガラケーだったものをスマホ&スマホに変えたわけですが、率直に言って最高です。
めちゃめちゃ快適で感動しています。両端末とも新しくなったことはもちろんですが、とにかくガラケーがスマホに変わってアプリが使えるようになったのは大きい。
EvernoteやGドライブ、ChatWorkなどクラウド管理系のサービスを多数使っているので、非常に利便性が高いです。
それもこれも全ては「デュアルSIM」のおかげ。
P20のデュアルSIM機能がなければ、今回のようなプランでの運用は実現できません。今までは、スマホであってもSIMが1枚しか挿せないので、ガラケーからスマホに買えるメリットはほとんどありませんでした(Wi-Fiで繋げばデータ通信できますが、個人的に好きじゃないんです)が、デュアルSIMであるなら話は別。
使わない手はありません。
月額の費用もそこまで大幅に値上がりしたわけでは無く、許容範囲内。スマホの2台持ち運用(データ通信と通話の契約を分ける)を考えている人には是非おすすめしたい組み合わせの契約です。