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特定記録郵便とは
特定記録郵便は、手紙などの郵便物やゆうメールの引受け・配達を記録するサービスのことです。
配達する際は受取人の郵便受箱(ポスト)に配達(投函)されます。
差し出した郵便物には追跡番号が発行され、いつでも配達記録を確認することができます。
もちろん、角型2号などの定形外郵便にも使えるため、履歴書やエントリーシートなどを応募企業に送る際に重宝します。
- 引受けを記録するので、郵便物等を差し出した記録を残したいときにおすすめです。
(引受けの記録として、受領証をお渡しいたします。)- インターネット上で配達状況を確認できます。
(配達完了メール通知サービスがご利用いただけます。)- 受取人さまの郵便受箱に配達します(配達の記録(受領印の押印または署名)は行いません。)。
- Webゆうパックプリントサービスで特定記録郵便物等のあて名ラベル、受領証をご自宅で簡単に作成できます。
日本郵政株式会社ホームページより
詳しくはこちらで確認
特定記録郵便の出し方(郵便局の窓口)
特定記録郵便は、このように差し出し物に朱色の文字で「特定記録」とスタンプされます。
特定記録郵便は郵便局の窓口で差し出す
速達などの郵便の場合は、封筒に「速達」と書いてその分の切手を上乗せして貼ればポストへの投函でも受付して貰えますが、特定記録郵便の場合は郵便ポストへの投函では受付してもらえません。差し出し時に個別の追跡番号を発行する必要があるため、必ず郵便局の窓口で手続きしなければならないのです。
特定記録郵便の差し出しに必要な書類とその記入方法
特定記録郵便を使う場合は、「書留・特定記録郵便物差出票」を書いて窓口に提出します。
以下の写真は実際の差出票です。窓口で特定記録を使いたい旨を伝えれば差出票を貰うことができます(記入台にも置いてある場合もあります)。
この差出票は書留と兼用です。
特定記録郵便の場合は、記入事項はたった1つしかありません。
必要なのは、ご依頼主(自分)の住所・名前です。
というわけで一応②についても記載しています。
①自分の住所と氏名
②送り先の宛名(住所は不要です)
▶画像中の説明の通り、特定記録郵便の場合本来は記載不要です。
※「特定記録」の部分に○印をつけていますが、差出しの際に「特定記録」である旨を伝えるので無くても大丈夫です。
書留・特定記録郵便物等差出票の控えを受領
郵便料金を支払い、書留・特定記録郵便物等差出票の本人控えを受領したら手続きは終了です。
貰った差出票の控えを見て頂くとわかりますが、下の画像の部分に発行された追跡番号が記入されているはずです。
この追跡番号を使うことで、郵便の引受記録をチェックすることができます。
追跡番号で特定記録郵便の配達記録を確認する方法
特定記録郵便で差し出すと、差し出し時に個別の追跡番号(お問合わせ番号)が発行されます。
先程説明した「書留・特定記録郵便物等差出票」の「お問い合わせ番号」欄に記載されている番号のことです。
番号を確認したら、郵便局ホームページ内の「郵便追跡サービス(個別番号検索)ページ」にアクセス。
差出し時に発行された番号をお問合わせ番号入力欄に入力。
竜力したら「追跡スタート」をクリック。
すると、このように引受や配達の記録が表示されます。
引受の時間から配達の時間まで、いつ、どこで、どの作業が完了したか、詳細な情報を確認することができます。
特定記録郵便の使い方まとめ
いかがでしたでしょうか。
特定記録郵便は、相手に事務的な負担をかけずに差出し記録を追跡できる便利なサービスです。
私自身、これまでの就職活動(新卒・転職両方)では、履歴書・エントリーシートの送付に特定記録郵便を使っていました(就職活動の書類を特定記録郵便で送る)。
他にも、納品書や請求書の送付やオークションの商品発送など、個人からビジネスまでさまざまな用途で使うことができます。
機会があれば是非使ってみて下さい。
160円が郵便料金に上乗せされるので、実際に支払うのは「郵便料金+160円」です。